名古屋市千種区の「星が丘ボウル」跡地で、大規模な複合再開発「(仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクト」が進められています。
2023年12月に営業を終了した星が丘ボウルの跡地には、星が丘テラスの増床を含む6階建ての複合ビルや椙山女学園の新しい大学施設、広場などが整備される計画です。さらに住宅棟や商業施設を整備する二期工区も予定されています。
複合ビルには「星が丘 蔦屋書店(仮称)」や新しい図書館が入るほか、6階に新劇場「星が丘プレイハウス」が2027年7月1日に開業することも発表されました。
星が丘の街はこれからどう変わるのでしょうか。
今回は、星が丘ボウル跡地の再開発について、オープン時期や新しく誕生する施設、星が丘テラスの増床、アクセスなど、現在発表されている情報をまとめます。
星が丘ボウル跡地で大型再開発が進行中

「(仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクト」が進められているのは、名古屋市千種区星が丘元町16-45。
2023年12月5日に営業を終了した「星が丘ボウル」の跡地です。
地下鉄東山線「星ヶ丘駅」から徒歩3分ほど、星が丘テラスに隣接する場所で、周辺には星ヶ丘三越や椙山女学園大学、東山動植物園などがあります。
今回のプロジェクトは、単にボウリング場の跡地へ新しい商業施設を建てるものではありません。
- 星が丘テラスの増床
- 蔦屋書店
- 新しい図書館
- 劇場
- 椙山女学園の大学施設
などを段階的に整備し、「商」「学」「広場」「住」が一体となった新しい街区をつくる大規模な再開発です。
星が丘ボウル跡地には何ができる?

現在発表されている一期工区の複合ビルは6階建て。
フロアごとに見ると、かなり特徴的な施設構成になっています。
| フロア | 予定施設 | 開業予定 |
|---|---|---|
| 1~2階 | 星が丘 蔦屋書店(仮称)など商業施設 | 2027年春予定 |
| 3~4階 | 星が丘図書館(仮称) | 2028年春予定 |
| 5階 | 星が丘グループなどのオフィス | ― |
| 6階 | 星が丘プレイハウスなど | 2027年7月1日 |
※施設名・開業時期などは今後変更される場合があります。
注目したい施設を詳しく見ていきます。
星が丘 蔦屋書店(仮称)

複合ビル1~2階には「星が丘 蔦屋書店(仮称)」がオープン予定です。
星が丘テラスの増床部分に設けられる大型区画で、書籍や雑誌だけでなく、雑貨やイベントなどを通してライフスタイルを提案する書店となる計画です。
星が丘テラスとして最大規模の大型区画になる予定で、今回の再開発を象徴する施設のひとつになりそうです。
新しい「星が丘図書館(仮称)」
3~4階には、名古屋市直営の「星が丘図書館(仮称)」が2028年春に開館予定です。
特徴は、名古屋市で初めてとなる「アクティブライブラリー」を目指していること。

3階は親子で過ごしたり、仲間と学んだりできる「気軽に楽しめるフロア」とし、会話や飲食もできる計画です。

一方、4階は読書や学習、調査研究などに取り組める「落ち着いて過ごせるフロア」とする予定。
従来の「静かに本を読む図書館」だけではない、新しい使い方のできる公共施設として注目です。
2027年7月「星が丘プレイハウス」がオープン

そして2026年8月24日に新たに発表されたのが、6階に誕生する劇場「星が丘プレイハウス」です。
開業日は2027年7月1日。
最大121席の小劇場で、演劇を中心とした文化発信の場となります。
大型シネコンやホールではなく、街の中に100席規模の劇場が誕生するというのも今回の再開発の面白いところ。買い物、本、図書館、大学に加えて「演劇」という文化体験も星が丘に加わります。
椙山女学園の新しい大学施設も誕生

再開発では、隣接する椙山女学園も新しい大学施設を整備します。
一期工区では複合ビルだけでなく、大学施設や街に開かれた歩行者動線、広場の一部も整備される計画です。
星が丘はもともと学校が多い文教地区。
今回の再開発でも「商業施設だけを増やす」のではなく、大学や図書館、書店など「学び」に関係する施設が多く組み込まれているのが特徴です。
星が丘テラスはどう変わる?
今回の再開発でAichi Spotとして特に注目したいのが、既存の「星が丘テラス」と新街区の関係です。
新しい複合ビルの1~2階は、星が丘テラスの増床部分として整備されます。
既存の星が丘テラスが持つアウトモール型の街歩きを楽しめる雰囲気を広げながら、自然との共生や知的好奇心をテーマにした店舗などの導入が検討されています。
さらに二期工区でも商業施設の増床が計画されています。
そのため完成後は、
「星が丘テラス+新しい複合ビル+大学+広場+住宅」
がつながった、これまでより広い街区として星が丘を楽しめるようになる計画です。
2027年・2028年にどう変わる?開業スケジュール

今回の再開発は、すべての施設が同時にオープンするわけではありません。
| 時期 | 主な予定 |
|---|---|
| 2023年12月 | 星が丘ボウル営業終了 |
| 2025年2月 | 一期工区着工 |
| 2027年春 | 一期工区が順次開業予定 |
| 2027年春 | 星が丘 蔦屋書店(仮称)開業予定 |
| 2027年7月1日 | 星が丘プレイハウス開業 |
| 2028年春 | 星が丘図書館(仮称)開館予定 |
| 2028年春ごろ | プロジェクト全体の最終的な開業予定 |
なお、二期工区には住宅棟「BRANZ(ブランズ)」も計画され、低層部には星が丘テラスのさらなる増床となる商業区画が整備されます。住宅棟は地上14階建て・129戸で、2028年3月末の完成予定です。

編集部が注目したいポイント
今回の星が丘ボウル跡地再開発でAichi Spot編集部が注目したいのは、巨大なショッピングモールを新しく造るタイプの再開発ではないことです。
- 星が丘テラスを拡張する商業施設
- 蔦屋書店
- 名古屋市の新しい図書館
- 最大121席の劇場
- 椙山女学園の大学施設
- 住宅
と、かなり異なる用途がひとつの街区に集まります。
特に「本・図書館・大学・劇場」という組み合わせは、文教地区である星が丘らしさを意識した再開発といえそうです。
以前の星が丘ボウルを知っている人にとっては、「跡地に何ができるの?」と気になっていた場所。
単に跡地へ新しい建物ができるというより、星が丘テラスを含めて街の過ごし方そのものが変わっていく再開発として、今後も注目していきたいところです。
場所はどこ?アクセスをチェック
再開発が進められているのは、旧「星が丘ボウル」があった場所です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プロジェクト名 | (仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクト |
| 所在地 | 愛知県名古屋市千種区星が丘元町16-45 |
| 最寄駅 | 地下鉄東山線「星ヶ丘駅」 |
| 駅から | 徒歩約3分 |
| 周辺施設 | 星が丘テラス、星ヶ丘三越、椙山女学園大学、東山動植物園など |
地下鉄東山線「星ヶ丘駅」から徒歩圏内で、現在の星が丘テラスに隣接しています。
完成後は既存の星が丘テラスと合わせて巡ることができるため、星ヶ丘駅周辺のおでかけエリアがさらに広がりそうです。
まとめ
名古屋市千種区の星が丘ボウル跡地では、「(仮称)星が丘ボウル跡地プロジェクト」が進行しています。
一期工区では星が丘テラスの増床を含む複合ビルや椙山女学園の大学施設、広場などを整備。
複合ビルには「星が丘 蔦屋書店(仮称)」、新しい「星が丘図書館(仮称)」、2027年7月1日開業の「星が丘プレイハウス」などが入る予定です。
さらに二期工区では住宅や商業施設の増床も計画されており、「商」「学」「広場」「住」が一体となった新しい街区へと生まれ変わります。
Aichi Spotでは、テナントや正式なオープン日など新しい情報が発表され次第、この記事も更新していきます。
情報源:
星が丘グループ「星が丘ボウル跡地再開発情報」
星が丘グループ「星が丘ボウル跡地再開発情報(第二報)」
星が丘グループ「星が丘ボウル跡地再開発情報(第三報)」
星が丘プレイハウス公式サイト
※掲載内容は2026年8月29日時点の情報です。施設名、開業時期、計画内容などは今後変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。